「書類は通るのに、面接になると緊張して何も話せなくなる…」
「一次面接って何を見られてるの?対策の仕方がわからない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
私も転職活動してた頃、一次面接で3社連続落ちたことがあります。毎回「手応えあったのに…」と思いながら、お祈りメールを受け取るあの虚しさ。今思えば、一次面接の「見られているポイント」を完全に勘違いしていました。
結論から言うと、一次面接は「スキル」より「印象」で決まります。
dodaの2024年調査によると、一次面接の通過率は約20〜30%。最終面接(50〜80%)より狭き門です。でも、この数字に怯える必要はありません。落ちる人には明確な「共通点」があり、それを避けるだけで通過率は劇的に上がります。
この記事では、一次面接で見られているポイント、必ず聞かれる質問と回答例、一発NGになる行動、通過するための具体的な準備方法まで徹底解説します。
転職活動の全体像をまず確認したい人はこちら。
一次面接の通過率は約20〜30%|最終面接より狭き門
まず、一次面接の通過率がどれくらいか、データで確認しましょう。
| 選考段階 | 通過率 | 特徴 |
|---|---|---|
| 書類選考 | 約30% | 経歴・スキルで判断 |
| 一次面接 | 約20〜30% | 人柄・印象で判断 |
| 二次面接 | 約30〜50% | 実務能力で判断 |
| 最終面接 | 約50〜80% | 入社意志で判断 |
出典:doda「転職成功者の平均応募社数・面接通過率」(2024年)、マイナビエージェント調査
見てわかる通り、一次面接は選考全体で最も通過率が低い関門です。
なぜこんなに厳しいのか?
理由はシンプルです。一次面接は「ふるい落とし」の役割を担っているから。
書類選考を通過した多くの応募者の中から、「二次面接に進める人材」を選別する。それが一次面接の目的です。だから、「減点方式」で見られる傾向が強い。
逆に言えば、減点されなければ通過できる。ここがポイントです。
【体験談】一次面接で3連敗→内定獲得までの逆転ストーリー
Aさん(28歳・営業職)の場合
Aさんは営業職への転職を目指していましたが、一次面接で3社連続不採用。「話の内容には自信があったのに、なぜ落ちるのかわからなかった」と振り返ります。
転職エージェントに相談したところ、「話が長すぎる」「結論が見えない」という指摘を受けました。実際、自己PRを話すときに3分以上話していたそうです。
そこで対策として、すべての回答を「結論→理由→具体例」の順で1分以内にまとめる練習を徹底。4社目の一次面接で初めて通過し、最終的に第一志望の会社から内定を獲得しました。
「内容じゃなくて、伝え方が問題だった。気づけて本当によかった」とAさんは語ります。
Bさん(32歳・事務職)の場合
Bさんは事務職から経理職への転職を希望。未経験だったため不安を感じていましたが、一次面接では別の問題がありました。
「緊張すると早口になってしまう癖があって、面接官から『もう一度ゆっくりお願いします』と言われたこともあった」とBさん。
対策として、スマホで自分の話し方を録画して確認。さらに、面接前に深呼吸を3回する習慣をつけました。
「未経験でも、落ち着いて話せるようになったら通過できた。スキルより印象が大事なんだと実感した」とBさんは振り返ります。
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一次面接で見られているのは「スキル」より「印象」
一次面接の目的を正しく理解していないと、対策の方向性を間違えます。
一次面接で見られているのは、大きく分けて以下の3つです。
- 第一印象(身だしなみ・表情・挨拶・声の大きさ)
- コミュニケーション能力(話の組み立て方・質問への的確な回答)
- 基本的なビジネスマナー(敬語・態度・時間厳守)
驚くかもしれませんが、dodaの採用担当者1,000人調査によると、面接で最も重視されるのは「第一印象」で、ほぼ全職種で1位にランクインしています。
さらに興味深いのは、「転職理由」「志望動機」が「重視しないポイント」の上位に挙がっていること。これは、内容そのものより「どう伝えるか」を見ているからです。
面接官によって見ているポイントが違う
| 面接官 | 見ているポイント | 対策 |
|---|---|---|
| 人事担当者 | 人柄・社風とのマッチ度・定着性 | 価値観・判断軸を明確に伝える |
| 現場担当者 | 経験・スキルのレベル感 | 具体的な数字・エピソードで説明 |
出典:リクルートエージェント「面接官が見ているポイント」(2022年)
企業によっては、一次面接で人事と現場担当者が同席することもあります。その場合は両方のポイントを押さえる必要があるので、準備は入念に。
一次面接で必ず聞かれる5つの質問と回答のコツ
一次面接で聞かれる質問はパターン化されています。以下の5つは必ず準備してください。
① 自己紹介(1〜2分で簡潔に)
面接官が見ているのは「簡潔に話せるか」「コミュニケーション能力があるか」です。
【ポイント】
- 経歴の羅列ではなく、応募職種に関連する強みを端的に伝える
- 具体的な成果は数字で示す(「売上120%達成」など)
- 1分〜1分半を目安に。長くても2分以内
【NG例】 学生時代の話を長々とする、趣味の話を入れる、3分以上話す
② 転職理由(ネガティブをポジティブに変換)
「同じ理由で辞めないか」を確認する質問です。前職への愚痴は絶対NG。
【OK例】 「現職では○○の経験を積みましたが、△△にも挑戦したいと考え、それが実現できる環境を求めて転職を決意しました」
【NG例】 「上司と合わなかった」「残業が多かった」「給料が低かった」→そのまま言うと「うちでも同じこと言いそう」と思われる
③ 志望動機(なぜ御社なのか)
「他社ではなく御社でなければならない理由」を明確にします。
【ポイント】
- 企業の強み・特徴を調べ、自分のキャリアの軸と結びつける
- 「御社の○○という事業に魅力を感じた」だけでは弱い
- 「御社で○○を実現し、□□に貢献したい」まで言えると強い
④ 自己PR(募集職種に合わせて選ぶ)
すべての強みを話すのではなく、募集職種に最も適した経験・スキルを選んでアピールします。
【成果を数値化する例】
- 「売上を前年比150%に伸ばした」
- 「業務効率化により残業時間を月20時間削減した」
- 「チーム5名のリーダーとして、3つのプロジェクトを完遂した」
⑤ 逆質問(「特にありません」は絶対NG)
逆質問がないと「入社意欲が低い」と判断されます。2〜3問は用意しておきましょう。
【おすすめの逆質問例】
- 「入社後、最初に担当する業務はどのようなものですか?」
- 「活躍されている方に共通する特徴はありますか?」
- 「今後、力を入れていく事業や取り組みがあれば教えてください」
【NG逆質問】 調べればわかること(会社の規模など)、給与・残業・休日の話ばかり
約8割の企業で発生!一次面接で「一発NG」になる行動
転職Hacksの2023年調査によると、中途採用面接で「一発NG」になった候補者がいた企業は約8割。最も多い理由は「態度・言葉遣い・立ち居振る舞いなどのマナー」でした。
【一発NGになる行動TOP5】
- 身だしなみ・清潔感の欠如(スーツのシワ、靴の汚れ、髪のボサボサ)
- 質問の意図を理解しない的外れな回答
- 話が長すぎる(1分以上の独演会状態)
- 前職の愚痴・批判
- 敬語の間違い・タメ口
dodaの採用担当者調査では、不合格を決めた具体的なポイントとして以下も挙げられています。
- 目を見て話さない
- 話に一貫性がない(転職理由と志望動機が矛盾)
- 明らかに嘘をついている
- 待遇面ばかり気にしている
- 他人のせいにする(上司が悪い、会社が悪い)
一次面接を通過するための具体的な準備方法
一次面接を通過するために必要な準備を、チェックリスト形式でまとめました。
【事前準備チェックリスト】
☑ 自己分析:過去の経験・スキルを棚卸し、転職の「軸」を明確にする ☑ 企業研究:事業内容・強み・業界内ポジション・採用したい人物像を把握する ☑ 5つの質問の回答準備:自己紹介・転職理由・志望動機・自己PR・逆質問 ☑ 面接練習:スマホで撮影して話し方を確認、転職エージェントの模擬面接を活用 ☑ 持ち物・服装の確認:履歴書・職務経歴書のコピー、筆記用具、スーツのシワ・靴の汚れチェック
【当日のポイント】
- 10分前に会場到着、5分前に受付
- 入室時は3回ノック、椅子の横に立って挨拶してから着席
- 回答は「結論→理由→具体例」の順で話す
- 話すときは面接官の目を見る(難しければ鼻のあたり)
- 相手の話をしっかり聞き、適度に相槌を打つ
Web面接が主流に|オンライン特有の対策ポイント
コロナ禍以降、一次面接でのWeb面接実施率は約65〜70%に達しています(キャリタスリサーチ2023年調査)。Web面接には対面とは異なる対策が必要です。
【Web面接の準備チェックリスト】
☑ 通信環境:有線LANまたは安定したWi-Fi、事前に接続テスト ☑ カメラ位置:目線の高さに調整、見下ろし・見上げにならないように ☑ 背景:白い壁、または片付いた部屋。バーチャル背景は避ける ☑ 照明:顔が明るく映るように、逆光にならないよう注意 ☑ 服装:上半身だけでなく、全身スーツを着用する
【Web面接で気をつけること】
- カメラ目線で話す(画面ではなくカメラを見る)
- 通常より大きめのリアクション(うなずき、相槌を意識的に)
- 通信トラブル時の対処法を準備(企業の電話番号を控えておく)
- カンペは使わない(視線の動きでバレる)
自分の市場価値を診断してみる。

一次面接後のお礼メールは送るべき?
結論から言うと、お礼メールは必須ではありません。送らなかったことが原因で不採用になることはほぼなく、マナー違反にもあたりません。
ただし、マイナビ転職のアンケートでは送ったことがある人は約23%。送ることで「丁寧な応募者」という差別化につながる可能性はあります。
【送る場合のポイント】
- 面接当日中、遅くとも翌日午前中までに送る
- 件名は「○月○日 採用面接のお礼(氏名)」と明確に
- 本文は簡潔に(長文は逆効果)
- 転職エージェント利用時はアドバイザー経由で伝える
【NG】 誤字脱字、定型文の使い回し、深夜送信、面接の失敗を言い訳する長文
一次面接の結果はいつ届く?
リクナビNEXTの採用担当者300名調査によると、一次面接の結果通知までの期間は以下の通りです。
| 期間 | 企業の割合 |
|---|---|
| 3日以内 | 24.0% |
| 7日以内 | 56.7% |
| 10日以内 | 15.3% |
| 14日以上 | 4.0% |
出典:リクナビNEXT「採用担当者アンケート」(2017年 n=300)
約8割の企業が1週間以内に結果を通知しています。2週間以上連絡がない場合は、企業または転職エージェントに状況を確認しても問題ありません。
通知が遅れる主な理由は、社内調整・他候補者の回答待ち・二次面接官のスケジュール調整などです。「遅い=不合格」とは限らないので、焦らず待ちましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 一次面接の所要時間はどのくらい?
A. 30分〜1時間程度が一般的です。集団面接の場合は1人あたり15〜30分となります。時間が短いから落ちた、長いから受かったというわけではないので、時間の長さは気にしすぎないでください。
Q2. 一次面接で年収交渉はしていい?
A. 一次面接での年収交渉は避けましょう。「待遇面ばかり気にしている」と思われるリスクがあります。年収交渉は内定後のオファー面談で行うのがベストです。
Q3. 一次面接で落ちたら、同じ会社に再応募できる?
A. 企業によりますが、一般的には半年〜1年の期間を空ければ再応募可能なケースが多いです。ただし、落ちた理由を分析し、改善してから再チャレンジしましょう。
Q4. 一次面接で「入社できる時期」を聞かれたら?
A. 在職中であれば「内定をいただいてから1〜2ヶ月後」が一般的な回答です。現職の引き継ぎ期間を考慮しつつ、具体的な時期を伝えましょう。曖昧な回答は避けてください。
Q5. 緊張しすぎて頭が真っ白になったらどうすればいい?
A. 「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と正直に伝えて、深呼吸してから回答しましょう。無理に話し続けるより、落ち着いてから話す方が好印象です。面接官も人間なので、緊張は理解してくれます。
Q6. 一次面接で「何社受けていますか?」と聞かれたら正直に答えるべき?
A. 正直に答えて問題ありません。ただし「御社が第一志望です」と伝えることが大切です。「5社ほど選考を進めていますが、○○の理由で御社を第一志望としています」という形で答えましょう。
転職のタイミングを見極めたい人はこちら。
まとめ|一次面接は「印象」で8割決まる
一次面接は通過率20〜30%の厳しい関門ですが、対策のポイントは明確です。
【一次面接通過のポイントまとめ】
- 第一印象が最重要(身だしなみ・表情・挨拶)
- 5つの定番質問を準備(自己紹介・転職理由・志望動機・自己PR・逆質問)
- 一発NGになる行動を避ける(話が長い・前職の愚痴・マナー違反)
- Web面接は環境整備が必須(通信・カメラ位置・背景・照明)
- 回答は「結論→理由→具体例」で簡潔に
一次面接で落ち続けている人は、「話の内容」ではなく「伝え方」に問題があることが多いです。スマホで自分の話し方を録画して確認したり、転職エージェントの模擬面接を活用したりして、客観的なフィードバックを得ることをおすすめします。
この記事を読んだあなたが、次の一次面接を突破できることを心から願っています。
面接の自己紹介完全ガイドはこちら。






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