「ハローワークって、実際どうなの…」
「無料って聞くけど、ちゃんとした求人あるの…」
「転職サイトやエージェントと何が違うの…」
ハローワークは、全国544カ所にある公的な職業紹介機関。
すべて無料で使えます。
【結論】ハローワーク活用の3つの鉄則
結論から言うと、ハローワークで転職成功するポイントは3つです。
・地元・ローカル求人を探すのに最適(転職サイトにない求人が見つかる)
・求人票の鮮度や企業の質は自分で見極める(口コミ確認必須)
・転職エージェントとの併用がベスト(書類添削・面接対策を補完)
でも「使い方」を間違えると、時間をムダにします。
逆に、うまく使えば他のサービスでは見つからない求人に出会えます。
この記事では、ハローワークを最大限活用するための方法をお伝えします。
転職活動のスケジュール完全版|最短で内定まで進める7ステップ
ハローワーク利用者のリアルなデータ
まず、ハローワークの現状をデータで確認しましょう。
ハローワークの利用状況(厚生労働省 2024年)
・全国のハローワーク数:544カ所
・年間の新規求職者数:約450万人
・年間の就職件数:約180万件
年間180万人がハローワーク経由で就職しています。
決して「使えないサービス」ではありません。
ハローワーク求人の特徴
・中小企業の求人が約8割
・地域密着型の求人が多い
・正社員求人は約6割
大手企業の求人は少ないですが、地元の優良中小企業を探すには有効です。
ハローワーク利用者の体験談
Aさん(42歳・事務職 → 地元企業に転職成功)
「転職サイトでは、なかなか地元の求人が見つからなかった。
ハローワークに行ったら、通勤30分圏内の求人がたくさんあって驚きました」
「相談員の方が親身になってくれて、履歴書のアドバイスももらえた。
最終的に、地元の製造業の事務職に決まりました」
Bさん(35歳・営業職 → 転職成功)
「最初はハローワークだけで活動していました。
でも、書類添削や面接対策は物足りなかった。
途中から転職エージェントも併用。
ハローワークで地元求人を探しつつ、エージェントで面接対策をしてもらう形にしました。
結果的に、ハローワーク経由の求人で内定。
併用して良かったです」
エージェントも併用したい人はこちら。
ハローワークとは?
ハローワークの基本を押さえておきましょう。
公的職業紹介制度の概要
ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省が運営する公的な職業紹介機関です。
主なサービス
・求人情報の提供
・職業相談・職業紹介
・雇用保険の手続き
・職業訓練の案内
・就職支援セミナー
求職者も企業も、すべて無料で利用できます。
無料で使える仕組み
なぜ無料なのか?
ハローワークは国の機関です。
運営費用は税金で賄われています。
民間の転職エージェントは、企業から紹介料(年収の30〜35%)をもらって運営しています。
ハローワークは紹介料がかからないため、中小企業でも求人を出しやすいのが特徴です。
民間サービスとの違い
| 項目 | ハローワーク | 転職エージェント | 転職サイト |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 求人の傾向 | 地域・中小企業 | 大手・専門職 | 幅広い |
| サポート | 相談員による | 担当アドバイザー | なし |
| 書類添削 | 簡易的 | 手厚い | なし |
| 面接対策 | 簡易的 | 手厚い | なし |
| 求人の鮮度 | やや遅い | 最新 | 最新 |
それぞれに特徴があります。
「どれが一番」ではなく、併用するのがベストです。
ハローワークのメリット
ハローワークならではの強みを解説します。
メリット①:地域・ローカル求人が多い
ハローワーク最大の強みは「地域密着」。
転職サイトやエージェントには載っていない、地元の中小企業の求人が見つかります。
こんな人に向いている
・地元で働きたい
・通勤時間を短くしたい
・地域に根ざした企業で働きたい
・UIターン転職を考えている
特に地方での転職活動では、ハローワークが重要な情報源になります。
メリット②:すべて無料で使える
求職者は完全無料。
・求人検索
・職業相談
・紹介状の発行
・セミナー参加
・職業訓練
すべて無料で利用できます。
民間サービスも求職者は無料ですが、ハローワークは「公的機関」という安心感があります。
メリット③:公的支援制度との連携
ハローワークは、各種支援制度の窓口でもあります。
連携している支援制度
・雇用保険(失業給付)の手続き
・職業訓練(ハロートレーニング)
・教育訓練給付金
・再就職手当
・特定求職者雇用開発助成金
失業中の方は、雇用保険の手続きもハローワークで行います。
職業訓練を受けながら転職活動する、という選択肢もあります。
メリット④:年齢・経験を問わない
民間のエージェントは、「紹介できる求人がない」と断られることがあります。
ハローワークは公的機関なので、誰でも利用できます。
・40代・50代の転職
・未経験での転職
・ブランクがある方
・障害者雇用
幅広い層に対応しています。
ハローワークのデメリット
正直にデメリットもお伝えします。
デメリット①:求人情報の鮮度
ハローワークの求人は、情報更新が遅いことがあります。
よくある問題
・応募したら「もう募集終了」と言われた
・求人票の内容と実際の条件が違った
・掲載から時間が経っている求人が多い
応募前に、「この求人はまだ募集していますか?」と確認することをおすすめします。
デメリット②:サポートの質にバラつき
相談員によって、対応の質に差があります。
当たり外れがある
・親身に相談に乗ってくれる人
・事務的に対応する人
・業界知識が豊富な人
・知識が浅い人
担当者と合わない場合は、変更を申し出ることもできます。
デメリット③:書類添削・面接対策が弱い
民間のエージェントと比べると、サポートは簡易的です。
弱い点
・履歴書・職務経歴書の添削が簡易的
・面接対策が十分でない
・業界・企業の詳しい情報が得にくい
本格的な対策が必要な場合は、転職エージェントとの併用がおすすめです。
デメリット④:ブラック企業が紛れている可能性
ハローワークは、企業の審査基準が緩いと言われることがあります。
注意すべき点
・求人票の内容と実態が違うケースがある
・常に求人を出している企業は要注意
・口コミサイトでの評判も確認すべき
応募前に、企業の口コミを調べることをおすすめします。
ハローワーク活用の基本ステップ
ハローワークの使い方を具体的に解説します。
ステップ①:登録手順
必要なもの
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
・雇用保険被保険者証(あれば)
・離職票(失業給付を受ける場合)
登録の流れ
1. 最寄りのハローワークに行く
2. 受付で「求職登録したい」と伝える
3. 求職申込書を記入
4. 窓口で登録手続き
5. ハローワークカードを受け取る
所要時間は30分〜1時間程度。
予約不要で、当日登録できます。
ステップ②:求人検索のコツ
ハローワークの求人検索には、コツがあります。
検索のポイント
・条件を絞りすぎない(最初は広めに)
・複数の職種で検索する
・「新着求人」をこまめにチェック
・通勤圏内を広めに設定する
ハローワークインターネットサービス
自宅からでも、ハローワークの求人を検索できます。
URL⏬️
事前に求人を調べてから、窓口に相談に行くと効率的です。
ステップ③:応募方法
紹介状をもらう
ハローワーク経由で応募する場合、「紹介状」が必要です。
紹介状は、窓口で発行してもらえます。
応募の流れ
1. 気になる求人を見つける
2. 窓口で相談し、紹介状を発行
3. 紹介状と応募書類を企業に送付(または持参)
4. 書類選考
5. 面接
紹介状があると、「ハローワーク経由の応募」と企業に伝わります。
効率的なハローワークの使い方
ハローワークを最大限活用するためのコツです。
相談員との面談活用
ただ求人を検索するだけでなく、相談員との面談を活用しましょう。
相談できること
・自分に合う職種の相談
・求人票の見方
・応募書類のアドバイス
・面接のポイント
相談員は「味方」です。
遠慮せずに相談しましょう。
面談のコツ
・希望条件を明確に伝える
・「この求人どう思いますか?」と聞く
・分からないことは遠慮なく質問
・定期的に通って顔を覚えてもらう
求人票の読み方
ハローワークの求人票には、「読むべきポイント」があります。
チェックすべき項目
・仕事内容(具体的に書かれているか)
・賃金(幅がある場合は下限を想定)
・就業時間・残業
・休日(年間休日数)
・雇用形態(正社員か契約社員か)
・求人の掲載開始日
注意すべきポイント
「アットホームな職場」 → 具体性がない表現は要注意
「やる気のある方歓迎」 → 条件が曖昧な可能性
「年齢不問」 → 実際は若手を求めていることも
求人票だけでなく、企業の口コミも調べましょう。
応募前チェックリスト
応募前に確認すべきことをリスト化しました。
・求人がまだ募集中か確認したか
・企業の口コミを調べたか
・企業のHPを確認したか
・仕事内容を理解しているか
・給与・待遇に納得しているか
・通勤時間を確認したか
・紹介状を発行してもらったか
ハローワークと他サービスの併用
ハローワークだけでなく、他のサービスも併用するのがおすすめです。
転職サイトとの併用
転職サイトは、大手企業や幅広い業界の求人が豊富。
併用のメリット
・求人の選択肢が広がる
・大手企業の求人が見つかる
・自分のペースで検索できる
おすすめの使い分け
ハローワーク → 地元・中小企業の求人
転職サイト → 大手・幅広い業界の求人
転職サイトおすすめ7選|自分に合うサービスの選び方
転職エージェントとの併用
エージェントは、書類添削・面接対策のサポートが手厚い。
併用のメリット
・履歴書・職務経歴書を添削してもらえる
・面接対策をしてもらえる
・非公開求人を紹介してもらえる
・年収交渉を代行してもらえる
おすすめの使い分け
ハローワーク → 地元求人の検索・応募
エージェント → 書類添削・面接対策・非公開求人
転職エージェントおすすめ7選|実際に使ってわかった選び方のコツ
効率的な併用法
1週間の活動例
月曜:ハローワークで求人検索・相談
火曜:転職サイトで求人検索・応募
水曜:エージェントと面談
木曜:応募書類の作成・修正
金曜:面接対策・企業研究
複数のチャネルを使うことで、求人の取りこぼしを防げます。
自分の市場価値を診断してみる。

面接〜内定までの進め方
ハローワーク経由で応募した後の流れです。
面接対策の組み立て方
ハローワークの面接対策は簡易的なので、自分でもしっかり準備しましょう。
準備すべきこと
・自己紹介(1分版)
・転職理由
・志望動機
・自己PR
・逆質問(3つ以上)
転職面接の自己紹介は「1分」が目安!好印象を与える例文と構成
面接前のチェックリスト
・企業研究は十分か
・志望動機を具体的に言えるか
・自己PRと企業の接点を整理したか
・想定質問への回答を準備したか
・服装・身だしなみを確認したか
・面接会場への行き方を確認したか
内定承諾・条件交渉のポイント
内定が出たら、条件を確認してから承諾しましょう。
確認すべき条件
・給与(基本給・手当・賞与)
・勤務時間・残業
・休日・休暇
・勤務地
・入社日
条件交渉のポイント
ハローワーク経由の場合、自分で交渉する必要があります。
「給与について、〇〇万円でご検討いただけないでしょうか」と、丁寧に伝えましょう。
交渉に自信がない場合は、エージェント経由の求人なら代行してもらえます。
よくある質問(FAQ)
Q1:ハローワークだけで転職できる?
A. できます。
年間180万人がハローワーク経由で就職しています。
ただし、以下の場合は併用がおすすめ。
・大手企業を狙いたい
・書類添削・面接対策が必要
・非公開求人も見たい
Q2:紹介状は必ず必要?
A. ハローワーク経由で応募する場合は必要です。
紹介状があると、企業側も「ハローワークからの応募」と認識できます。
発行は無料で、窓口ですぐにもらえます。
Q3:担当者の変更はできる?
A. できます。
「相性が合わない」「別の方に相談したい」と感じたら、窓口で変更を申し出ましょう。
遠慮する必要はありません。
Q4:在職中でもハローワークを使える?
A. 使えます。
在職中でも求職登録できます。
仕事帰りや土曜日(一部のハローワーク)に利用可能。
ただし、雇用保険の失業給付は退職後でないと受けられません。
Q5:ハローワークの求人にブラック企業はある?
A. 残念ながら、紛れている可能性はあります。
ハローワークは企業の審査が緩いため、自分で見極める必要があります。
見分けるポイント
・常に同じ求人が出ている
・給与が相場より極端に高い・低い
・仕事内容が曖昧
・口コミサイトでの評判が悪い
応募前に、必ず口コミを確認しましょう。
Q6:オンラインで完結できる?
A. 一部はオンラインで可能です。
オンラインでできること
・求人検索(ハローワークインターネットサービス)
・求職登録(一部手続き)
・オンライン相談(一部のハローワーク)
ただし、紹介状の発行は窓口に行く必要があります。
Q7:失業給付を受けながら転職活動できる?
A. できます。
むしろ、失業給付を受けるには、「求職活動をしている」ことが条件です。
ハローワークでの相談や面接は、求職活動実績としてカウントされます。
転職活動の全体像を把握したい人はこちら。
転職のタイミングを見極めたい人はこちら。
まとめ
ハローワークは、正しく使えば強力な味方になります。
特に地元での転職活動には欠かせません。
ハローワークのメリット
・地域・ローカル求人が豊富
・すべて無料で使える
・公的支援制度と連携
・年齢・経験を問わない
ハローワークのデメリット
・求人情報の鮮度にバラつき
・サポートの質に差がある
・書類添削・面接対策が弱い
効率的な使い方
・相談員との面談を活用する
・求人票をしっかり読む
・応募前に企業の口コミを確認
・転職サイト・エージェントと併用する
今日からやるべきこと
1. 最寄りのハローワークを調べる
2. ハローワークインターネットサービスで求人検索
3. 転職エージェントにも登録(併用のため)
ハローワークと民間サービスを併用して、転職活動を効率的に進めましょう。
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