「履歴書、何を書けばいいか分からない…」
「書類選考で落ちてばかり…」
「職務経歴書との違いが分からない…」
【結論】履歴書は「30秒で伝わる」が勝負
結論から言うと、履歴書で通過率を上げるポイントは以下の3つです。
・誤字脱字をゼロにする(減点要素を排除)
・職歴は数字と成果を簡潔に入れる
・志望動機は企業ごとに書き分ける
履歴書は、書類選考の第一関門。
ここで落ちると、面接にすら進めません。
でも、履歴書で何をアピールすべきか、分からない人が多いです。
この記事では、書類選考を通過する履歴書の書き方を完全解説。
読み終わる頃には、自信を持って履歴書を書けるようになります。
転職活動の全体像をまず確認したい人はこちら。
履歴書のリアルなデータ
まず、履歴書の重要性をデータで確認しましょう。
書類選考の通過率(doda調査 2024年)
・書類選考の平均通過率:約30〜40%
・履歴書で落ちる主な理由:「基本情報の不備」「志望動機が弱い」
約6〜7割が書類で落ちています。
履歴書の完成度が、転職活動の成否を左右します。
採用担当者が履歴書を見る時間(エン・ジャパン調査 2023年)
・1枚あたりの確認時間:平均30秒〜1分
・最初に見る項目:職歴・志望動機
採用担当者は、履歴書を「じっくり読む」のではなく、「パッと見て判断」しています。
短時間で伝わる履歴書を作ることが重要です。
履歴書とは何か?
履歴書の基本を押さえましょう。
目的と役割
履歴書の目的は、「あなたの基本情報を正確に伝えること」です。
履歴書で伝える情報
・氏名・連絡先・住所
・学歴・職歴
・資格・免許
・志望動機
履歴書は「身分証明書」のような役割。
あなたが何者かを、簡潔に示す書類です。
履歴書が見られるポイント
採用担当者は、履歴書で何を見ているのか?
チェックされるポイント
・基本情報に誤りがないか
・職歴に一貫性があるか
・転職回数・ブランク期間
・志望動機の説得力
・書類の丁寧さ(誤字脱字、フォーマット)
「この人と面接したい」と思わせることがゴール。
減点されない履歴書を作ることが大前提です。
履歴書と職務経歴書の違い
履歴書と職務経歴書、混同しがちですが、役割が違います。
使い分けのタイミング
履歴書
→ 応募時に必ず提出
→ 基本情報・経歴を伝える
職務経歴書
→ 中途採用では必須
→ スキル・実績を詳しく伝える
転職活動では、両方セットで提出するのが一般的です。
両者の役割分担
| 項目 | 履歴書 | 職務経歴書 |
|---|---|---|
| 目的 | 基本情報を伝える | スキル・実績を伝える |
| 分量 | A4 1〜2枚 | A4 1〜3枚 |
| フォーマット | 定型(JIS規格など) | 自由形式 |
| 記載内容 | 経歴の概要 | 経歴の詳細・成果 |
| 見られる時間 | 30秒〜1分 | 1〜3分 |
履歴書は「概要」。
職務経歴書は「詳細」。
履歴書で興味を持たせ、職務経歴書で深く理解してもらう、という流れです。
職務経歴書の書き方はこちら。
※本記事にはPRが含まれます

履歴書の基本構成
履歴書の各項目について解説します。
氏名・住所・連絡先
氏名
・フルネームで記載
・ふりがなを忘れずに
・戸籍上の氏名を使用
住所
・都道府県から番地まで正確に
・郵便番号も記載
・マンション名・部屋番号も省略しない
連絡先
・日中連絡が取れる電話番号
・メールアドレスは仕事用(フリーメール可)
・携帯電話が基本
メールアドレスの注意点
ふざけたアドレスはNG。
❌ NG例:love_love_xxx@〜、party_boy@〜
⭕ OK例:taro.yamada@〜、yamada.t1990@〜
仕事用のアドレスを持っていない場合は、Gmailなどで新しく作りましょう。
学歴・職歴
学歴
・高校卒業から記載(中学は省略可)
・学校名は正式名称で
・「卒業」「修了」を明記
職歴
・入社・退社を時系列で記載
・会社名は正式名称で
・「入社」「退社」「現在に至る」を明記
・職種・部署も簡潔に記載
職歴の書き方例
令和2年 4月 株式会社〇〇 入社
営業部 法人営業課に配属
令和5年 3月 一身上の都合により退社
令和5年 4月 株式会社△△ 入社
マーケティング部に配属
現在に至る
資格・免許
記載する資格
・応募職種に関連する資格
・業務で必要な免許(普通自動車免許など)
・取得年月を記載
記載順
・取得年月順が基本
・関連性の高い資格を上に書くのもOK
資格がない場合
「特になし」と書くか、「〇〇資格取得に向けて勉強中」と書くのもあり。
志望動機(要約)
履歴書の志望動機欄は、スペースが限られています。
要点を絞って、簡潔に書きましょう。
志望動機の構成
1. なぜこの会社か(企業の魅力)
2. 自分が貢献できること(強み・経験)
3. 入社後にやりたいこと
3〜5行程度にまとめるのが目安。
詳しい内容は、職務経歴書や面接で伝えましょう。
通過率を上げる書き方のポイント
書類選考を通過するためのポイントを解説します。
ポイント①:誤字脱字をなくす
誤字脱字は「減点対象」。
1つでもあると、印象が悪くなります。
よくあるミス
・会社名の漢字間違い
・日付のミス
・敬称の抜け
・送り仮名の間違い
対策
・書いた後に時間を置いて見直す
・声に出して読む
・第三者にチェックしてもらう
ポイント②:受け身の言い回しを避ける
受け身の表現は、主体性がないように見えます。
❌ NG例
「営業部に配属されました」
「新規事業を任されました」
⭕ OK例
「営業部で法人営業を担当」
「新規事業の立ち上げを担当」
「〜されました」より「〜を担当」「〜に従事」の方が、能動的な印象を与えます。
ポイント③:実績を簡潔に書く
履歴書では、実績は「簡潔に」書きます。
詳細は職務経歴書に譲りましょう。
履歴書での書き方
「営業部で法人営業を担当。新規開拓に注力し、年間売上1.2億円を達成」
2〜3行で、役割と成果が分かるように。
ポイント④:職務要約で伝えるべきこと
履歴書の職歴欄には、職務要約として簡潔な説明を入れることがあります。
伝えるべきこと
・どんな仕事をしていたか
・どんな成果を出したか
・どんなスキルがあるか
「何をしてきた人か」が一目で分かるように書きましょう。
職歴欄の書き方
職歴欄は、履歴書の中で最も重要な部分です。
役割・責任・期間の書き方
基本フォーマット
令和〇年 〇月 株式会社〇〇 入社
△△部 □□課に配属
法人営業として〇〇を担当
令和〇年 〇月 一身上の都合により退社
ポイント
・部署名・職種を明記
・担当業務を簡潔に
・退社理由は「一身上の都合」でOK
数値・成果・工夫を盛り込む
数字があると、説得力が増します。
数字を入れる例
「法人営業として新規開拓を担当。年間30社の新規契約を獲得」
「チームリーダーとして5名を統括。部署売上を前年比120%に伸長」
数字がない場合
「顧客満足度向上に貢献」
「業務効率化を推進」
など、定性的な成果でもOK。
役職やチーム規模の明示
役職がある場合は、必ず書きましょう。
書き方例
「令和4年4月 主任に昇格」
「5名のチームのリーダーとして…」
役職やチーム規模は、あなたの責任範囲を示す重要な情報です。
志望動機欄の書き方
志望動機は「なぜこの会社か」を伝える部分。
ここが弱いと、書類選考で落ちます。
企業の魅力と自分の強みを結びつける
志望動機の基本構造は、「企業の魅力」+「自分の強み」+「貢献」です。
構成例
① 企業の魅力 → なぜこの会社に興味を持ったか
② 自分の強み → どんな経験・スキルがあるか
③ 貢献 → 入社したら何ができるか
例文
「御社の〇〇事業が、△△市場で成長していることに魅力を感じています。
私は前職で□□の経験を5年間積み、新規開拓で実績を上げてきました。
この経験を活かし、御社の事業拡大に貢献したいと考えています」
定量+定性で書く
数字(定量)と言葉(定性)、両方入れると説得力が増します。
定量の例
「年間売上1.2億円を達成」
「新規顧客30社を開拓」
定性の例
「顧客との信頼関係を構築」
「チームワークを重視した営業スタイル」
数字だけでなく、「どんな姿勢で仕事をしてきたか」も伝えましょう。
志望動機の作り方はこちら。
企業研究のやり方はこちら。
よくあるミスと改善方法
履歴書でやりがちなミスと、改善方法を紹介します。
ミス①:定型文の丸写し
NG例
「貴社の企業理念に共感し、応募しました」
「貴社の成長性に魅力を感じました」
これでは、どの会社にも使い回せる内容。
「この会社だからこそ」の理由が伝わりません。
改善方法
企業研究をして、具体的な内容を書く。
「貴社の〇〇事業が、△△という課題に取り組んでいることに共感しました。
私の□□の経験が活かせると考え、応募しました」
ミス②:長文すぎる説明
履歴書の志望動機欄は、スペースが限られています。
長文を詰め込むと、読みにくくなります。
NG例
志望動機欄に10行以上ぎっしり書く
改善方法
3〜5行程度に要点を絞る。
詳しい内容は、職務経歴書に書く。
ミス③:空白が多い
空白が多いと、「やる気がない」「経験が少ない」と思われます。
空白になりがちな箇所
・資格欄
・特技・趣味欄
・志望動機欄
改善方法
・資格がなければ「取得に向けて勉強中」
・趣味は仕事に関連づけて書く
・志望動機は具体的に書いて埋める
ただし、無理に埋める必要はありません。
嘘を書くのはNG。
書き上げ後のチェックリスト
履歴書を書き終わったら、必ずチェックしましょう。
チェック①:表記揺れ
同じ内容を、違う表記で書いていないか確認。
よくある表記揺れ
・「株式会社」と「㈱」
・「令和」と「R」
・「平成」と「H」
・西暦と和暦の混在
どちらかに統一しましょう。
チェック②:フォーマット統一
確認すべきポイント
・フォントは統一されているか
・文字サイズは揃っているか
・日付の書き方は統一されているか
・余白は適切か
パソコンで作成する場合は、テンプレートを使うと統一しやすいです。
チェック③:第三者レビュー
自分では気づかないミスがあります。
第三者に見てもらうことをおすすめします。
頼める相手
・友人・知人
・家族
・転職エージェントのアドバイザー
特にエージェントは、履歴書の添削を無料でしてくれます。
ぜひ活用しましょう。
添削を依頼できるエージェントはこちら。
※本記事にはPRが含まれます
最終チェックリスト
・誤字脱字はないか
・表記揺れはないか
・フォーマットは統一されているか
・写真は貼ってあるか(必要な場合)
・日付は最新か
・連絡先に間違いはないか
・志望動機は企業ごとに書き分けているか
・第三者にチェックしてもらったか
よくある質問(FAQ)
Q1:履歴書は手書きとパソコン、どちらがいい?
A. 現在はパソコン作成が主流です。
一部の企業(伝統的な業界、手書き文化のある企業)では、手書きを好む場合も。
迷ったら、パソコン作成で問題ありません。
Q2:写真は必要?
A. 一般的に、履歴書には写真が必要です。
写真のポイント
・3ヶ月以内に撮影したもの
・スーツ着用
・背景は白・青・グレー
・表情は自然な笑顔
写真館で撮るのがベスト。
スピード写真でもOKですが、クオリティに注意。
Q3:転職回数が多い場合、どう書く?
A. 全て正直に書きましょう。
省略すると、経歴詐称になります。
書き方のコツ
・転職理由を簡潔に(「キャリアアップのため」など)
・各社での成果を明記
・一貫性をアピール(「〇〇分野で経験を積んできた」)
Q4:ブランク期間がある場合は?
A. ブランクがあっても、正直に書きましょう。
書き方のコツ
・資格取得の勉強をしていた
・家族の介護をしていた
・病気療養していた(詳細は書かなくてOK)
ブランクの理由を、面接で聞かれる可能性があります。
前向きな説明を準備しておきましょう。
Q5:志望動機は企業ごとに変えるべき?
A. はい、必ず変えてください。
使い回しの志望動機は、すぐに見抜かれます。
「この会社だからこそ」の理由を書きましょう。
Q6:履歴書のテンプレートはどこで手に入る?
入手方法
・転職サイトからダウンロード
・ハローワークで入手
・100円ショップで購入
・Word・Googleドキュメントのテンプレート
パソコン作成なら、転職サイトのテンプレートが便利です。
転職活動の全体像を把握したい人はこちら。
転職のタイミングを見極めたい人はこちら。
まとめ
履歴書は、書類選考の第一関門。
ここを通過しないと、面接にすら進めません。
履歴書で通過率を上げるポイント
・誤字脱字をなくす
・受け身の言い回しを避ける
・実績を簡潔に書く
・志望動機は企業ごとに書き分ける
職歴欄のコツ
・役割・責任・期間を明確に
・数字で成果を示す
・役職・チーム規模を明記
志望動機のコツ
・企業の魅力と自分の強みを結びつける
・定量+定性で説得力を出す
・3〜5行で簡潔に
書き上げ後のチェック
・表記揺れを確認
・フォーマットを統一
・第三者にレビューしてもらう
履歴書の完成度で、転職活動の成否が変わります。
この記事のポイントを押さえて、通過する履歴書を作りましょう。
※本記事にはPRが含まれます
面接の自己紹介の作り方はこちら。
転職活動のスケジュールはこちら。







コメント