「一次面接は通ったのに、二次で落ちた…」
「深掘りされると、うまく答えられない…」
「二次面接って、何を見られてるの…」
【結論】二次面接は「深掘り」と「戦略」で決まる
結論から言うと、二次面接の合否を分けるのは「深掘りへの対応力」と「戦略的な準備」です。
・実績を「数字」と「プロセス」で言語化する
・志望動機を「具体的な根拠」で固める
・一次面接の振り返りをして、同じ失敗を繰り返さない
二次面接で落ちる人には共通点があります。
それは「一次面接と同じ準備」で臨んでいること。
二次面接は、一次とは評価軸が違います。
一次は「足切り」。
二次は「見極め」。
この記事では、二次面接で落ちる原因と、通過率を上げるための具体的な戦略をお伝えします。
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二次面接のリアルなデータ
まず、二次面接の現実をデータで確認しておきましょう。
二次面接の通過率(doda調査 2024年)
・二次面接の平均通過率:約40〜50%
・一次面接の通過率:約30〜40%
・最終面接の通過率:約50〜60%
一次より通過率は高いですが、半分は落ちます。
「一次を通ったから大丈夫」という油断が命取りです。
二次面接で落ちる理由(エン・ジャパン調査 2023年)
・経験・スキルの深掘りで説得力がなかった:28%
・志望動機が浅かった:24%
・組織・カルチャーに合わないと判断された:22%
・コミュニケーションに問題があった:15%
・その他:11%
「深掘りへの対応」と「志望動機」で半分以上。
ここを押さえれば、通過率は大きく上がります。
二次面接経験者の体験談
Aさん(29歳・営業職 → IT企業に転職成功)
「一次面接は余裕で通ったんです。
でも二次で落ちました。
理由は『深掘り』への準備不足」
「『その成果は、具体的にどう出したの?』と聞かれて、しどろもどろになった。
自分の実績なのに、うまく説明できなかったんです」
「それから、過去の仕事を全部洗い出しました。
『何を』『どうやって』『なぜ成功したか』を言語化。
次の二次面接は、スラスラ答えられて通過しました」
Bさん(34歳・事務職 → 人事職に転職成功)
「二次面接で3社連続落ちました。
共通していたのは『なぜうちなの?』という質問。
毎回、うまく答えられなかった」
「エージェントに相談したら、『企業研究が浅い』と指摘されました。
会社のHPを見るだけじゃダメだと。
IR資料、社長インタビュー、競合との違いまで調べるようにしました」
「そこまでやると、志望動機に説得力が出る。
『御社の〇〇という方針に共感し…』と具体的に言えるようになって、次の二次面接は通過しました」
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二次面接とは何か?
二次面接の目的を正しく理解しましょう。
ここを間違えると、対策もズレます。
二次面接の目的
二次面接の目的は「見極め」です。
一次面接は「足切り」。
最低限の基準を満たしているかを確認します。
二次面接は「深掘り」。
本当にこの人を採用すべきか、じっくり見極めます。
二次面接で判断されること
・この人は本当に成果を出せるか?
・うちの組織に合うか?
・長く活躍してくれるか?
一次面接との評価軸の違い
| 項目 | 一次面接 | 二次面接 |
|---|---|---|
| 目的 | 足切り | 見極め |
| 面接官 | 人事・若手社員 | 現場責任者・部長クラス |
| 時間 | 30分〜45分 | 45分〜60分 |
| 質問 | 基本的な確認 | 深掘り・具体例を求める |
| 評価軸 | 最低限の適性 | 即戦力性・組織フィット |
二次面接は、現場の責任者が「一緒に働きたいか」を判断します。
だから、より具体的で、より深い回答が求められます。
評価ポイントの真意と今日やるべき対策
面接官が知りたいのは、この3つ。
① 再現性があるか
「前職の成果を、うちでも出せるか?」
② 組織に合うか
「うちのチームでうまくやれるか?」
③ 本気度があるか
「本当にうちに来たいのか?」
この3つに答えられる準備をすれば、二次面接は怖くありません。
今日やるべき対策3つ
① 実績を「数字」と「プロセス」で言語化する
「売上を伸ばしました」ではダメ。
「年間売上を1.2億円から1.8億円に伸ばしました。
具体的には、既存顧客の深耕と新規開拓を並行して行い…」
ここまで言えるように準備。
② 志望動機を「具体的な根拠」で固める
「御社の事業に興味があります」ではダメ。
「御社が〇〇市場に注力していること、特に△△というサービスの成長性に魅力を感じています。
私の□□の経験が活かせると考えています」
ここまで言えるように準備。
③ 一次面接の振り返りをする
一次で聞かれた質問を思い出す。
うまく答えられなかった質問はなかったか。
二次では、同じ質問がより深く聞かれます。
二次面接でよくある失敗パターン
二次面接で落ちる人には共通パターンがあります。
自分が当てはまっていないか、チェックしてください。
失敗①:深掘りされて詰まる
一次面接では「〇〇をやっていました」で通ります。
二次面接では「それ、具体的にどうやったの?」と聞かれます。
よくある深掘り質問
・「その成果は、どうやって出したんですか?」
・「なぜその方法を選んだんですか?」
・「うまくいかなかった時、どう対処しましたか?」
・「その経験から何を学びましたか?」
準備していないと、しどろもどろになります。
自分の経験を「なぜ」「どうやって」で掘り下げておきましょう。
失敗②:志望理由が浅いまま進む
「御社の事業に興味があります」
「成長できる環境だと思いました」
これでは二次面接は通りません。
面接官は「なぜうち?」を本気で知りたがっています。
志望理由を深める3ステップ
1. 企業の強み・特徴を調べる(HP、IR、ニュース)
2. 自分の経験との接点を見つける
3. 「だから御社で〇〇したい」につなげる
競合他社との違いまで言えると、説得力が増します。
失敗③:一次の反省を活かせない
一次面接でうまく答えられなかった質問。
それ、二次でも聞かれます。
一次と二次で面接官は違いますが、質問の方向性は似ています。
一次の振り返りをせずに二次に臨むと、同じ失敗を繰り返します。
一次面接後にやるべきこと
・聞かれた質問をメモする
・うまく答えられなかった質問を特定する
・回答を練り直す
・声に出して練習する
二次面接の評価ポイント
面接官が見ているポイントを具体的に解説します。
① 経験の再現性・成果の根拠
「この人は、うちでも同じ成果を出せるか?」
これが最大の評価ポイントです。
評価されるポイント
・成果を数字で語れるか
・成果を出したプロセスを説明できるか
・再現性があるか(運ではなく実力か)
・困難をどう乗り越えたか
アピールの構成
1. 結論(何を達成したか)
2. 状況(どんな課題があったか)
3. 行動(何をしたか)
4. 結果(どうなったか)
5. 学び(何を得たか)
この「STAR法」で話すと、説得力が出ます。
② 組織フィット・価値観の一致
「この人は、うちの組織に合うか?」
スキルがあっても、組織に合わないと採用されません。
チェックされること
・仕事の進め方(自走型か、指示待ちか)
・コミュニケーションスタイル
・大事にしている価値観
・チームでの役割
対策
・企業の文化・価値観を調べる
・自分の働き方の特徴を言語化する
・「御社の〇〇という文化に共感する」と言えるようにする
③ 問題解決力・転職理由の納得性
「この人は、困難に対処できるか?」
「転職理由は妥当か?」
問題解決力は、過去のエピソードで判断されます。
転職理由は、論理的で前向きかどうかが見られます。
問題解決力をアピールするエピソード例
・プロジェクトが難航した時、どう立て直したか
・クレーム対応でどう解決したか
・チーム内の対立をどう収めたか
転職理由のNG・OK
❌ NG 「人間関係が悪くて…」「給料が低くて…」
⭕ OK 「現職で〇〇の経験を積み、次は△△にチャレンジしたいと考えました」
⭕ OK 「より□□な環境で、自分のスキルを活かしたいと思いました」
ネガティブな理由を、ポジティブに変換することが大事です。
二次面接の深掘り質問と回答のコツ
二次面接で聞かれやすい質問と、回答のポイントを紹介します。
典型的な深掘り質問
経験・スキル系
・「その成果は、具体的にどう出したんですか?」
・「なぜその方法を選んだんですか?」
・「失敗した経験と、そこから学んだことは?」
・「チームでの役割は何でしたか?」
志望動機系
・「なぜ当社なんですか?」
・「競合他社ではなく、当社を選ぶ理由は?」
・「入社したら何をしたいですか?」
・「5年後、どうなっていたいですか?」
人物・価値観系
・「仕事で大事にしていることは?」
・「どんな時にやりがいを感じますか?」
・「苦手なタイプの人はいますか?」
・「ストレス解消法は?」
回答の構成(結論→理由→裏付け)
深掘り質問には「結論ファースト」で答えましょう。
構成
1. 結論(答え)
2. 理由(なぜそうなのか)
3. 裏付け(具体的なエピソード)
例:「あなたの強みは何ですか?」
「私の強みは、粘り強く成果を出すことです。(結論)
簡単に諦めず、改善を続ける姿勢を大事にしています。(理由)
前職では、新規開拓営業で最初の3ヶ月は成約ゼロでした。
しかしアプローチ方法を何度も改善し、半年後には月間トップの成績を達成しました。(裏付け)」
NG回答の例
NG①:抽象的すぎる
「頑張りました」「一生懸命やりました」
→ 具体的に何をしたか分からない
NG②:話が長すぎる
1つの質問に3分以上話す
→ 要点が分からない、聞く側が疲れる
NG③:他責にする
「上司が悪くて…」「環境が悪くて…」
→ 自分で解決する姿勢がないと判断される
NG④:準備していないのがバレる
「えーと…」「ちょっと考えさせてください…」の連発
→ 準備不足、本気度が低いと判断される
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ケース別:二次面接の通過戦略
職種・立場によって、アピールすべきポイントが変わります。
管理職採用の場合
管理職は「マネジメント力」が最重視されます。
アピールすべきポイント
・部下の人数・構成
・チームで出した成果
・部下の育成実績
・組織課題の解決経験
よく聞かれる質問
・「部下との関係で苦労したことは?」
・「チームのモチベーションをどう維持しましたか?」
・「評価が低いメンバーにどう対応しましたか?」
回答のコツ
「自分が何をしたか」より「チームとして何を達成したか」を語る。
リーダーシップのスタイルを具体的に伝える。
専門職・技術職の場合
専門職は「スキルの深さ」と「再現性」が重視されます。
アピールすべきポイント
・専門スキルのレベル
・担当したプロジェクトの規模・難易度
・技術的な課題をどう解決したか
・最新技術へのキャッチアップ
よく聞かれる質問
・「最も難しかった技術的課題は?」
・「どうやってスキルアップしていますか?」
・「チームでの技術的な役割は?」
回答のコツ
技術的な話を、非エンジニアにも分かるように説明する。
「なぜその技術を選んだか」の意思決定プロセスも語る。
未経験・キャリアチェンジの場合
未経験は「ポテンシャル」と「本気度」が重視されます。
アピールすべきポイント
・なぜキャリアチェンジしたいのか
・前職の経験がどう活きるか
・自己学習・準備の実績
・覚悟と本気度
よく聞かれる質問
・「なぜ今さらこの職種に?」
・「未経験でやっていける根拠は?」
・「この職種について、どれくらい勉強しましたか?」
回答のコツ
「未経験でも大丈夫」ではなく「未経験だからこそ準備した」を語る。
資格取得、書籍、オンライン学習など、具体的な努力を示す。
二次面接の逆質問ガイド
二次面接の逆質問は、一次より踏み込んだ内容が求められます。
評価される逆質問例
現場の責任者に聞くべき質問
「このポジションで、最初の3ヶ月で期待される成果は何ですか?」
→ 入社後のイメージを具体化。本気度が伝わる。
「チームで活躍している方に共通する特徴はありますか?」
→ 組織理解と適応意欲を示せる。
「〇〇事業について、今後の展望をお聞かせください」
→ 事業への関心を示せる。事前に調べた上で聞くと効果的。
「現場で感じている課題があれば教えてください」
→ 課題解決に貢献したい姿勢を示せる。
二次面接ならではの注意点
一次で聞いたことを繰り返さない
面接官が違っても、情報は共有されています。
「それ、一次でも聞いてましたよね」と思われないように。
条件面の質問は控えめに
「残業はどれくらいですか?」
「リモートワークはできますか?」
これらは内定後に確認すればOK。
二次面接では事業・仕事内容にフォーカス。
「特にありません」は絶対NG
質問がない=興味がない、と判断されます。
最低3つは用意しておきましょう。
自分の市場価値を診断してみる。

二次面接の振り返りと改善
面接は「振り返り」で上達します。
落ちても、次に活かせれば意味があります。
面接後のメモと改善ループ
面接直後にやること(30分以内)
1. 聞かれた質問をすべてメモする
2. 自分の回答を振り返る
3. うまく答えられなかった質問を特定する
4. 面接官の反応(うなずき、表情)を思い出す
振り返りのポイント
・どの質問で詰まったか?
・話が長くなりすぎなかったか?
・面接官の反応が悪かった場面は?
・もう一度答えるなら、どう答えるか?
次回対策の組み立て
改善サイクル
1. 振り返りで課題を特定
2. 回答を練り直す
3. 声に出して練習する
4. 可能なら模擬面接をする
5. 次の面接で試す
この繰り返しで、面接力は確実に上がります。
エージェントの活用
転職エージェントを使っているなら、面接後に報告しましょう。
企業からのフィードバックをもらえることがあります。
「どこが評価されたか」「どこが課題だったか」が分かると、改善しやすくなります。
転職エージェントおすすめ7選|実際に使ってわかった選び方のコツ
よくある質問(FAQ)
Q1:二次面接の通過率はどれくらい?
A. 約40〜50%です。
一次面接より通過率は高いですが、半分は落ちます。
「一次を通ったから安心」という油断は禁物です。
Q2:二次面接の面接官は誰?
A. 多くの場合、現場の責任者・部長クラスです。
一次面接は人事が担当することが多いですが、二次は「一緒に働く人」が面接することが多い。
より実務的な質問が増えます。
Q3:一次と同じ質問をされることはある?
A. あります。
「自己紹介」「転職理由」「志望動機」は、ほぼ確実に聞かれます。
ただし、二次ではより深掘りされます。
同じ回答でも、補足や具体例を追加できるように準備しましょう。
Q4:二次面接の時間はどれくらい?
A. 45分〜60分が一般的です。
一次(30〜45分)より長いことが多い。
深掘り質問が増えるためです。
Q5:二次面接で落ちたら、同じ会社に再応募できる?
A. 企業によります。
一般的には、半年〜1年経てば再応募可能なケースが多いです。
ただし、応募前にエージェントや企業に確認しましょう。
Q6:二次面接の結果はいつ分かる?
A. 1週間〜2週間が目安です。
遅い場合は、他の候補者との比較をしている可能性があります。
2週間経っても連絡がなければ、問い合わせてもOKです。
Q7:二次面接がない会社もある?
A. あります。
企業規模や職種によっては、一次→最終の2回で終わることも。
逆に、三次・四次まであるケースもあります。
事前に選考フローを確認しておきましょう。
転職活動の全体像を把握したい人はこちら。
転職のタイミングを見極めたい人はこちら。
まとめ
二次面接は「深掘り」と「戦略」で決まります。
一次面接と同じ準備では通りません。
二次面接で評価されるポイント
・経験の再現性(うちでも成果を出せるか)
・組織フィット(うちに合うか)
・問題解決力と本気度
よくある失敗パターン
・深掘りされて詰まる
・志望理由が浅い
・一次の反省を活かせない
今日やるべき対策
1. 実績を「数字」と「プロセス」で言語化する
2. 志望動機を「具体的な根拠」で固める
3. 一次面接の振り返りをする
回答のコツ
・結論ファーストで話す
・具体的なエピソードで裏付ける
・1つの回答は1分以内を目安に
二次面接は、一次より「深く」「具体的に」が求められます。
しっかり準備して臨めば、通過率は確実に上がります。
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